家庭教師ヒットマンREBORN!〜冷酷な白雪姫来る!〜

□標的0 なぜこうなった?
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はい、どうもシャナです

えー…ここで皆さんに聞くのはどうかと思うのですが…

ここどこですかね?

見渡す限り真っ白なんですよね…




知るか?





まあ、そうなりますよね…





ここ……どこですかね……

誰か教えてくださいよ……





ヒューーー……




ん?
何か落ちてきますね?





ドシャッ





あ、落ちた
ちょっと見てきますね…


トトトト……

トトトト……


拾ってきました
なんか紙袋のようです


見てみましょう……


ガサゴソ…

ん?紙が入ってますね


ペラッ

―――――――――――――――――――――

やあ!

突然だが北島シャナ

君はタ●

―――――――――――――――――――――


グシャグシャ…ポイッ・⌒ ヾ(*´ー`)

うん、見なかった

何も見なかった

タヒって書こうとして間違えた手紙なんか見なかった


ん?タヒ?

タヒがある漢字どっかで見たような……


あ!

死…deadだ!

ん?死……?死!?


私、死んだぁぁぁ!!!?!?!

やっべぇ…死んだっていう自覚ねぇ…


だって心臓動いてるし、体浮いてないし、透けてないし…


まあ、いっか!

死んだんなら誰か来るでしょ?

というより……何で死んだんだろ私…?




「その質問お答えしよう!」

うおっ!?
いきなり男性が出現した!!

「それは他殺によってだ!!」

うわぁ…こいつ言ったよ…
しかもキリッが付きそうな顔で…

『えーと……頭大丈夫ですか?』
「大丈夫だ(キリッ」

『…他殺っていう証拠は?』

「ある!ついてこい!」

男は私の手を無理やり引っ張った

腕が抜けるー!!










着いた場所は公園

『お?懐かしいな…子供の頃ここで遊んだっけ』

私が子供の頃の余韻に浸っていると男がまた腕を引っ張った

腕が抜けるって!

ん?人だかり??

「あれを見ろ」

男は人だかりを指差す

わかってるって

『ちょっと見てくる』

私は走って人だかりの元に向かった

よく見れば救急車も来てるし警察も来てる

『ちょっとすみませんねー通してくださいねー』

私は人だかりを避けながら前に進む

「聞こえますか!!しっかりしてください!!助けに来ましたよ!!」

「早く止血しろ!!」

「は、はい!!」

救急隊の声が忙しく聞こえる

「はい、ここから入らないでくださいねー」

警察がバリケードを作っている

「くそっ!!
北島さん、聞こえますか!
助けに来ましたよ!!」

「おい、AEDを持ってこい!!」
「はい!!」

「代われ!俺がする!

1.2.3.4.5……」

救急隊は交代しながら蘇生をしている

『誰か危ないんですか?』

私は救急隊に聞くが聞こえてないみたいだ

仕方なく私は心臓マッサージをしている人間を見た

『!!!!!』

うそ………

『私じゃん……』

そう、心臓マッサージを受けていたのは私だった

服は制服でベンチの上には愛漫画のリボーン最終巻

制服は血まみれで救急隊は服の上からガーゼを使って止血している

「持ってきました!」

「よし!
すなまいが制服を切らせてもらうよ」

救急隊の男はそういって私の制服を破った

表れたのは傷だらけの私の体

左胸に大きな傷
腹部に2つの傷
右肩に浅い傷
右胸に浅い傷

『うわぁ…リアルスプラッタ……』

救急隊は素早く私にAEDをつけて起動し、また心臓マッサージを始めた

それから暫くして救急車で私の体は病院に搬送された


「…わかったか?」

男はそういって私の隣にたった

『まぁね
自分を見た瞬間は焦ったけど…
いやぁ…まさかリアル流血を見れるとは…』

うん、あれは凄かったね

ガーゼがね…

流血マンガ見てるからマシだったけど…

あれはひどいね

怨みがこもってるもん

でもなぁ…私、誰かに怨まれるようなことしてないしなぁ…

普通にマンガ読んで普通に生活して普通に学校行って普通に気配を消せるか特訓して…

毎日を普通に過ごしてたもん…
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