家庭教師ヒットマンREBORN!〜冷酷な白雪姫来る!〜

□標的1 試験来る!
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おはようございます

いやぁ……時間が経つのって速いですね……

昨日から勉強しているんですが、もう朝ですよ

今やっと終わったんでこれからお風呂に入ってから一時間程寝ますね


ああ、そういえば神なんですが、やっと名前を教えてくれましたよ

ネイトだそうです

何か言い方を変えれば夜になりますねw

まあ、それは置いといて……

イタリア語ですが、案外簡単でした

私、勉強が好きな方なんでスラスラと

これにはネイトも驚いてましたよ

では……しばらくお風呂にはいってきますね……





『な、なにこの傷』

私は鏡に写った自分の身体を見て驚いた

なぜなら今まで無かった傷があったからだ

『落ち着けぇ…
落ち着くんだぁ…………』

よく思い出して……?

この傷どこかで見たよね?

えーっと……えーっと……


「転生前に見ただろ」

『!!?!?』

背後からの声に私はすごく驚いた

『この……』

私は素早くタオルを身体に巻き付ける

『ヘンタイヤローーーーーーー!!』

ゴッ

「いっ!」

私のジャンピング回し蹴りは男の顔にクリティカルヒットした

『何勝手に入ってきてんだよ!』

私はしりもちを着いている男……ネイトを睨む

「いや、声が聞こえたから……」

『何かあったら呼ぶって言っただろうが!!』

「今知った……」

『なら言ったからな!
何かあったら呼ぶからそれ以外は静かにしてろ!』

「……ああ……」

ネイトは頬を擦りながら返事をする

『さて…聞きたいことが一つ……』

「なんだ?」

『この傷跡はなんだ?』

私は自分の身体を指差す

「それはだな……前世の傷跡だ
新しいものほどキレイに残ってしまうんだ」

『新しい傷……
うわっ最悪……』

「本当は消したかったが、悪魔が絡んでいたら消しにくいんだ……」

『悪魔のバカヤロー!!
いつかあったら殺す!!
いや、祓ってやる!』

「やり方わかるのか?
祓魔術」

『マンガとインターネットと本があればわかる!』

オタクをなめんなよ!

「そうか……だったら俺はお前に情報をやる」

『ありがとう』

「だが、それはまだだ
ところで時間は大丈夫なのか?
睡眠時間が減るぞ?」

ネイトは壁にある時計を指差す

『先に言えよバカヤロー!』

私はもう一度ネイトにジャンピング回し蹴りをしてお風呂に入った

もう寝なくてもいいや

人間寝なくても生きていける

まあ、女子にとってはお肌の敵になるが…

『ネイトー、ダッシュでリポ●Dを買ってきて』

私は頭を洗いながら言う

「なっ!」

『できるでしょ?』

キュッ

シャワワワワワワ……

「…………!」

あ、何て言ってるのかわかんねーやw

『よろしくね』

私はそう言って洗顔をする












20分後










『さっぱりしたぁ』

私は下着姿で部屋を歩く

さて……そろそろ着替えますか

うーんどんな服を着ようかな?

まあ、制服擬きがあるからそれでいっか!

私は着ていた服を再び着た

「お、出たのか」

ネイトがなにやら紙袋を持ってやって来た

『何、それ?』

私は紙袋を指差す

変な物だったら蹴る!

「スーツだ」

『は?』

ふつうすぎた…

「お前の制服は日本人丸出しだからな
だから俺がスーツを買ってきた」

『日本人丸出しで悪かったな、コノヤロー』

「怒るなって
さあ、さっさとスーツを着ろ」

『…わかった…』

おっ、ズボンじゃん!

足がスースーしないからいいんだよねー


『よし、できた!』


うん、我ながら似合ってる

金髪に黒…いいね!

「それじゃあ、いくぞ」

『了解』

私はネイトの後ろを着いていった










「ついたぞ」

『おー…小説で見た通りの校舎だぁ……』

なんでマフィア関係の建物はこんなに豪勢なんだ?

「“入学希望者ですかな?”」

背後からの声に驚きつつ、私は振り向く

そこには優しそうな顔をした白髪の男性

私は軽く笑顔をつくる

「“ああ、先日入学試験の登録をしたネヴィアだ”」

ネイトは私の肩に手を置く

「“シャナ・ネヴィアですね
では、こちらへ
あと一時間程で試験です”」

白髪の男性は終始笑顔で対応する

裏がありそうでこえーよ…

『“わかりました”んじゃ、行ってくるねー』

イタリア語がスラスラ言えるっていいねー

勉強したかいがあったよ!

「ああ、お前なら首席で合格だ!」

ネイトは満面の笑顔で私を見送る

それにしても……ネヴィアは慣れない

私は白髪の男性の後ろを着いていきながらそう思った
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