家庭教師ヒットマンREBORN!〜冷酷な白雪姫来る!〜

□標的2 結果発表来る!
1ページ/3ページ

おはようございます……


さあ、今日は試験結果の発表です


受かっているかドキドキです


ネイトは100%受かってるっていうが、本当にそうなのか不安でもあります


『ネイトー結果見に行ってくるからねー』

「あ、そうだ!
俺が連れてってやろうか?」

『いいけど……』

「よっしゃ!
んじゃ、いくぜ!ゲートオーp『まてい!』……なんだよ……」

『いきなりここでやるのは止めろ!
誰かに見られたらどうするの!』

かなり目立つ光なんだからさ!!

「大丈夫だ!もし、見られたとしても、記憶を消すから!!」

『いや、そうじゃなくて!』

キリッが付きそうな顔で言うな!

「じゃあなんだよ?」

『ここはホテル!
廊下に出れば監視カメラがある!
そして、ある時間ごとに部屋の掃除をする人が来る!
この事から何がわかる?』

「何がって……?」

『つまり!
ネイトが使う移動方だと、突然人が消えたり現れたりするから、それを見た第3者がびっくりするってこと!』

「なーるー」

『なーるーじゃねーよ!』

ん?このやり取りどっかでみたよーな……?

どこでだっけ?

まあ、いいや

いつか思い出すだろw



「んじゃ、どうしたらいいんだよ
目立たない場所なんてないだろ?」

『裏路地に行くよ!そこだったら人通りがないから!!』

「なーるー」

『だから、なーるーじゃねーよ!!
さっさと行くよ!』

私はネイトの手を引っ張った

「痛い」と聞こえたのは気のせいだろう





はい、裏路地に到着!

ここは人通りがないからネイトの移動に最適だ



「んじゃいくぜ!ゲートオープン!」

ネイトの言葉に連動して、何もない裏路地に、光のゲートが出来た

いつみても眩しいな、おい!

それでもゲートを使っての移動にはなぜか馴れてしまった



馴れって恐ろしい……




「ついたぞ
さあ、見てこい!」

『言われなくても!』

私はダッシュで掲示板にむかった


えーっと……2145番……

2145……2145……










『“あったー!!!”』

やっべ!

嬉しすぎて叫んじまったよ!

日本人丸出しだよ!

ん?でも、喜んでるやつもいるからいっか!

あ、嬉しすぎての第一声がイタリア語ってことは上達したってことだよね!

よっしゃ!

えーっと……合格者は……20名

えっ!少な!!

受験生50人位いたよね!?

どんだけ厳しいの!?


いや……よく考えれば……


落ちたやつらは皆各試験でバカやったやつらだ!

無駄にアピールしてたやつも落ちてたし……

仕事に支障が出そうなやつは落とされてる


流石マフィアの学校だな……


ん?何か書いてる……


−−−−−−−−−−−−−−−−−
“合格者は今日の12時までに筆記試験会場に集まってください。

今後のことについてお話いたします。

遅れたものは合格を取り消させていただきます。”
−−−−−−−−−−−−−−−−−


厳しいな!おい!


私は急いで筆記試験を行った場所に向かった

なぜなら時間まで一時間もないから


余裕だろ!と思ったあなた!

余裕ではないのだよ

なぜならここは無駄に広いから、見つけるのに時間がかかるのだよ

だから時間があっても急がなくてはならないのだよ!








校舎を走り回ること約30分





かかりすぎだろ!と思った方

仕方がないじゃありませんか

なぜなら私はやや方向音痴なんですから……

筆記試験会場につくまでに何度人に道を尋ねたか……

思い出しただけで泣けてくるよ……




さて、到着

あ、扉が開いてる


コンコンコン……


『“失礼しまーす……”』


中に入るとやはり男だらけ


逆ハー決定!!


私の学生人生オワタ……


私は空いている場所に座った

「“全員揃いましたね
私はエルマ
あなた達の試験官をしてました
まずは合格した20名のみなさん、おめでとう。
明日から学園生活になります
今日の夜9時までに荷物を寮にある自分の部屋に入れておいてください
自分の部屋の場所は寮の入り口に書いてあるのでそこで確認してください
では、解散”」

エルマ先生の言葉に続いて集まっていた受験生は試験会場を出た

それにしても美人だったな……エルマ先生……

「“シャナ・ネヴィア、貴女は少し残っていてください”」


合格していきなりエルマ先生からお呼びだしをくらったー!!


ヤッベー…どうしよ…

日本人ってバレた?

いや……そんなことはない……

ネイトの仕業で国籍はイタリアに変わってるし……

顔つきは若干日本人ぽさは残るけどイタリア人と言えば違和感ないし……

うーーん……

何故呼ばれたんだ?

わからん……


「“お待たせしました”」

『“エルマ先生、何でしょうか?”』

「“ネヴィアさん”」

『“はい?”』

「“貴女に新入生代表の挨拶をお願いしたいの”」

『“………はい?”』

えーっと……状況が把握出来ないんだけど……

新入生代表の挨拶って成績優秀者がするやつだよね?

「“貴女の成績を見ました
貴女は全ての試験に優秀な成績を残しました
筆記試験では文句なしの好成績!
射撃、剣術では素晴らしい技術でした!”」


スッゴいほめるな……

『“あ、ありがとうございます……”』

「“なので貴女にお願いしたいのですが……”」

『“いいですけど……私以外でもいたんじゃないんですか?”』

「“ええ……ですが、貴女は共学になって初めての女子生徒
なので貴女にお願いしたいのです”」

頭下げられたらなぁ……

『“……わかりました
新入生代表の挨拶、引き受けましょう……”』

断れないじゃん!

「“ありがとうございます!
では、明日挨拶をお願いします!
内容はこちらで考えておきますので安心してください!”」

『“わかりました……
よろしくお願いします……”』


私はエルマ先生と握手した


さて……噛まないなように努力しないとな……

私はホテルで準備をしながらそう思った
次へ
前の章へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ