家庭教師ヒットマンREBORN!〜冷酷な白雪姫来る!〜

□標的5 特訓来る!
1ページ/2ページ

「シャナ」

『ん?』

「お前にこいつを渡す」

渡されたのは弾丸

『弾なら持ってるよ?』

「あれは練習用でこっちが実戦用だ
ちなみに死ぬ気の炎(?)ってやつを吸収して扱うようにしてある」

『へぇ…?』

「ちなみに
銃の方もそうしてあるからな」

『わお
マジで暗殺部隊のボスさんが使ってるのと同じじゃんw
てことは?』

「属性が分かればそれを弾丸として使える」

『よっしゃ!!!!』

どんな属性でも強力な武器になる


そういえば…ゲームにあった雪属性は凄かったなぁ…

あれは惚れた

綺麗な死ぬ気の炎だったし…

私の属性がそれだったら嬉しいのになぁ……

まあ、ゲーム設定だから無理だな

あったらマジでレアだよレア!

死ぬ気の炎を灯せなくする特性があったからね!

あれを武器にしたら凄いんだろうなぁ……


早く知りたいよ、自分の属性!



「シャナ」

『ん?』

「お前はその銃の扱い方はわかるか?」

『もち
リボオタをなめんなよ?』

「……ならいいんだが……
一応伝えるぞ」

『はいよ』

「銃と弾は死ぬ気の炎(?)を灯せるようにしてある」

『死ぬ気の炎ね
合ってるから断言しろよ』

「合ってたのか……
じゃあ……死ぬ気の炎の灯し方はわかるか? 」

『もち
リボオタをなめんなよ

死ぬ気の炎は【覚悟】で灯る!(ドヤァ』

私は渾身のどや顔で言った

「なら……覚悟はあるのか?」

どや顔スルーされたw

『うーん……あるっていったら嘘になるし、ないっていっても嘘になるしなぁ…』

私は曖昧に答える

「なんだよ、その答え」

『うーん……謎だ!
あ、でも……』

「でもなんだ?」

『こっちに来るときは覚悟したなぁ……』

「どんな?」

『これからできるであろう仲間は死んでも護る!』

「守るじゃなくて?」

『うん
命をかけるからね』

「ならその覚悟を貫けばいい
その覚悟は力になるからな……」

『ふーん……わかった
私の覚悟は仲間を護る!』

あれ?

この覚悟……誰かが使ってた?

誰だっけ?

……原作知識が薄れたのかな……?

まあ、いっか!

原作知識っていっても私がここに存在していることである程度は変わるし……

『ネイトー』

「なんだ?」

『死ぬ気の炎が灯せる弾って何発ある?』

「ざっと……500だな」

『作りすぎだろ!』

「いやぁ……特殊弾丸を作るのが楽しくてな……
時間を忘れて作ってたらそんな数に……テヘペロ」

『その顔やめろ
顔面に拳をぶつけるぞ』

私は右手をグーにする

「女が言う言葉じゃねーだろ!
それと、拳をしまえ!」

『あ……』

「あ……じゃねーよ!」

『仕方ないじゃん……
少年マンガばっか読んでたんだもん』

「それだけで女が言う言葉じゃないのがでてくるわけないだろ!
それと拳も!」

『まあ、いいじゃん!
女なんて影では汚い言葉をはいてんだからさぁ……それに暴力も』

「な、んだ……と……?」

『あれ?知らなかったの?』

「はじめて知った……」

『神なのに?』

「わるかったな!
どうせ俺は…………」


いじけたよ!

神がいじけるなんてレアだよ!

床に“の”の字書いてるよ!

くそ……この場にケータイがあれば……

なぜこんなときに充電が切れるんだよ!!!!

自分の運の無さにいやけがさすよ……
次へ
前の章へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ