家庭教師ヒットマンREBORN!〜冷酷な白雪姫来る!〜

□標的8 私とあたし
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主が寝たのを確認してあたしは真っ白の世界に戻った

そして主の意識をこっちに連れ込む


まあ、簡単に言えば主からすれば夢だ

痛みは感じないから殴られても痛くない


『さあ、起きて
話をしようよ』

あたしはシャナの肩を叩く


『う……ん…?』

主は寝ぼけながらも目を覚ました


『はじめましてシャナ』

あたしは小さく笑う



『えっ…何で私の名前を…?』

『知ってるもん
だってあたしはあなただもん
まずはあなたに謝らないとね?』

『謝る?何を?』

『あなたを守れなくてごめんなさい
あたしはあなたを守るために生まれた存在
なのにあなたを守れなかった……
それどころか体を傷つけてしまった…』

あたしは深々と頭を下げる

『えっ
そんな、謝ることないよ?
あなたのおかげでリボーンの世界に行けたし……』

主はあたふたする

『そう……』

『それに悪いのは悪魔だし!』

主はニカッと笑う

いつか祓ってやる……

と言う声が聞こえてきたがそれはスルーする

『私を助けようとしてくれてありがとう、えっと……』

『あたしはシャイナ』

『ありがとう、シャイナ』

主はまたニカッと笑う




それからあたし達はいろんなことを話した

武器だったり、自分の嫁キャラだったり……たくさん話した



そして、入れ替わりの話

あたしはシャナに頼まれた時、気を失った時、眠った時、感情が不安定になった時だけ入れ替わるようにした

それ以外はすべてテレパシーだけの会話をすることにした

まあ、具現化と顕現(けんげん)することが出来ることは秘密にした

理由はドッキリをするため


そしてシャナを現実に帰した
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