フェアリーテイル夢小説

□フェアーテイル 創作
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はぁ… くそ。どうしたらもっと……

「ガジル?」

『あ"?あぁ、お前か』

ーーー 昼寝がてら木にもたれ休んでいると、恋人のことで悩み、昼寝どころではなくなってきた。

「お前でもなんかでも 溜息つくときがあるんだな」

『俺はサラマンダーじゃねぇんだ。なにも悩むことなんかなさそうなアイツと一緒にすんなよ』

「ふっw悪かったな」

ーーー馬鹿にしたように笑うこいつはラクサス…一応ギルドのなかでは数少ないS級魔導師だ。

「で、なに悩んでんだ? お前の女のことか?」

『……。』
(図星かよ…)

沈黙は肯定のサインだ。
そう、さっきから溜息ついて悩んでいるのは 最近やっと付き合いはじめた レビィのことだ。

ギルドに来た頃からレビィのことが気になって仕方なく、ようやく好きだということに自分で気付いた時、
たまたまレビィが 「ガジルはどうせ私の気持ちを伝えても きっと受け入れてくれない。」と、ルーシィに話しているのを聴いてしまった。
その夜、ギルドの裏に呼び出して 話しを聴いてしまったこと、自分の気持ちに気付いたことを話した。

レビィは泣きながら ガジルにすがり、 ガジルはその小さな体を抱きしめ キスをした。
その日から付き合いはじめ、そろそろ一ヶ月になる。

『キスが…』

「あ?」

『キスの仕方がわかんねぇんだよ。』

「…………ぶはっww
そんなことかよwお前の悩みってwwww」

『……うるせぇ。こっちは真剣なんだよ//』

「あー、はいはい。お前はつまり 童貞なんだな?ww」

『…なっ⁉︎ そんなんじゃねぇよ‼︎俺だって 女なら何人でもッーーー⁉︎』

「嘘つくなよ そもそも女が何人もいたやつなら そんな悩みなんか持たねぇしな。」

『ううっ⁉︎ ………童貞で…悪かったな///』

「はっww隠さなくてもわかるくらいだw。」

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