らき☆すた〜恋する乙女と流れ星〜

□3年前の出会い
2ページ/4ページ

一時間前

「ふぁ〜。今日も終わったな〜。」
俺は、あくびしながら夜の町を歩いていた。
夕飯を買いにコンビニに行くところだ。


ちゃんちゃんちゃんちゃんちゃんちゃん♪
ファミリー○ートに入った俺は、スパゲッティと野菜の盛り合わせを買った。
料理は出来るが、今日は作る気になれなかった。
「540円になります。」
そう言われて、俺は財布の中を見る。
やべっ!10円足りねぇ。
仕方なく、1000円札を出す。
「460円のお釣です。」
俺はお釣を財布の中に入れる。
うっ。重くなったな。
「ありがとうございました。」
俺は、ファミリー○ートを出た。
すると、
「ちょっと、止めて下さい!!」
向こうで、女の子の声がした。
近いな……
俺は声のした方に走っていた。
そして、覗いて見ると
「ちょっと、本当に困ります。そう言うの。」
「いいじゃねぇか。ちょっと遊んでくれるだけでいいからよ。」
「だっだから!そう言うのが……」
「ごちゃごちゃうるさいんだよ。だいだいな俺はお前じゃなくて、そっちの妹ちゃんに用があるんだよ。」
「お姉ちゃん……」
どうやら、俺と同い年くらいの双子(?)が三人のお兄さんにからまれているらしい。
「えー‼アニキ〜。俺は、お姉ちゃんの方がいいな〜。」
「俺も俺も。」
どうやらガタイが大きいヤツがリーダーらしいな。
俺は、ファミリー○ートで買った荷物の中に財布を入れた。
誰も盗むなよ……
「あぁ。もういい。二人とも連れていけ!!」
「ちょっと、やめてください。つかさには……つかさにはた手を出さないで!!」
「お姉ちゃん!」
双子の姉の腕が手下に掴まれた時、
「チェストーーーーーーーーーーー!」
俺のとびげりが手下Aの顔にダイレクトヒット!
手下Aがふっ飛ぶ。
「「なにーーーーーー!!」」
その場にいた全員が驚く。
そして俺は、双子の前に立ち
「ゲームなら、カッコいい戦闘BGMが流れてもおかしくないところだぜ。」
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ