短編

□弱気な君も君自身
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真っ暗な闇の中に、俺はいた

辺りを見渡すと、あいつらがいた

俺がそっちに向かおうとすると、冷たい視線を突きつけられた

「君みたいな弱虫いらないよ」

!!

「帰れ。ここはお前にはふさわしくない」
「臆病者なんか足手まといなんだよ」

そう言って、皆俺を置いて行ってしまう

追いかけようとしたが、何故か動けなかった

あいつはそんな俺を見て

「・・・バイバイ」

冷たく言った

待ってくれ・・・!置いて行かないでくれ・・・!!

俺の意識はそこで途切れた
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