前世も来世も
□2年
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シンディに対する想いは募るまま
わしらは2年生になった
相変わらずの毎日
生徒会の仕事をしながら、超魂團で雷舞の練習をしたり
充実している
「トサカくーん」
ソウちんに呼び止められて立ち止まる
「どうしたんじゃ?」
ソウちんはニコニコ笑いながら口を開ける
「天歌って知ってる?」
心臓の音が煩い
「な、何じゃその歌は?」
ソウちんには記憶がないはず…
「あれー?何で天歌が歌だって分かったの?」
……しまった!!
「え…あの…それはじゃな…」
考えろ…坂本龍馬!
「なーんてね、そんなに焦らないでよ
土佐から来たトサカくん」
「ほぇ?」
「トサカくんも前世の記憶あるんでしょ」
ってことは…
「新選組一番隊組長の沖田総司でーす」