ミルクティー
□幸村精市【1】
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ふーん。
楽しみな一年生が入ってきたね♪
貰ったミルクティーを手に教室に入ると同じクラスの柳蓮二が近寄ってきた
「部長が式典をサボるとは心象悪いぞ。」
「蓮二。すまない。どうしても僕が居ると場の雰囲気が落ち着かなくなるからね。遠慮させてもらった。」
「まぁサボりに関してはいい。
何故少し足取りが軽く浮かれているんだ?」
「やはり君には敵わないね。
少し可愛い新入生を見つけてね。健全な中二男子の感覚だよ。」
「幸村が女子を可愛いとゆうなんて意外だな。今の発言は読めなかったぞ。」
くすっ。
柳はやっぱり恐ろしい奴だ。
味方だと心強いが敵だと思うと僕ですら恐怖を感じるよ。
それにしてもあの子。
大人っぽい外見にあの可愛い反応
たまらないね。