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□雪合戦争
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「トビィィィイ!!!死ねぇえええ!!!!」

ゴオッっと音が付きそうなくらいの豪速球で、まるで恨みでもあるかのようにトビへと投げるデイダラ。

「遅い遅い♪」

余裕で豪速球雪玉を避けたトビへと更に雪玉が飛んできた。

「え、うぉぅわ!?」

速さやキレなどはデイダラの投げた雪玉に比べれば天と地ほどの差があったが、逆にそれが吉となり慌てたトビのお腹に当たった。

「やったー!トビくんあと2回だねー!」

「!ユキ!よくやった!!うん!!よし、2回目も、、、ん?いねぇ!? どこ行きやがっダァア!?」

「やったー!デイダラダラ先輩あと2回っスねー!というか後輩に当てられるなんて、なんて鈍い先輩でしょ」

「て、めぇ・・・!!」

(・・・また二人が喧嘩してる間に投げれば!)

ユキはチャンス!と思い雪玉を作り、投げる姿勢になったら・・・

「なーんつってー!アハハー僕としてはユキちゃんが最初に負けてくれたらいいなー、なんてね!」

「え、いつの間に!?」

上げかけていた腕を抑えられ、背後にいたトビに驚いていた。

ポスッ

「!あ、、」

「はーい!ユキちゃんもあと2回ー!!僕負けたくないんでね!」

「…お返しっ!」

「おっと、もう簡単に当てらグヘェ!?」

ユキの雪玉を避けたが後ろから豪速球雪玉がトビの背中を襲う

「もう簡単に、なんだって?うん?」

「さっきから変な声出すね…、まぁトビくんあと1回!」

「ユキ!ここは1度手を組んでトビを殺るぞ!!うん!」

パスッ

「…うん?」

「はいデイダラもあと1回!」

手を組もうとしたユキに当てられ、デイダラもあと1回になった

「まぁ手を組むのも悪くはないけど、正々堂々とやったら絶対私が負けちゃうでしょ?」

「そうだそうだー!先輩汚いっスね!」

またもやいつの間にか復活していたトビ。そしてまた挑発する

「トビくん煽るの好きだね…」

「トォビィィ……てめぇ、死ねぇ!!!!!!」

ブォオオ

素晴らしいくらい真っ直ぐにトビへと向かっていく雪玉。

「ハッハーン、日頃の恨みっス!!!!!」

ブォオオ

むしろ日頃の恨みがあるのはデイダラではないのか…ゲフンゲフン
こちらもデイダラへと向かう雪玉。

バシィイイン

「あ」
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