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□雪合戦争
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「「バベラァァ!」」

…2人同時に当たったようだ。

「え?あれ?う、うーん、とりあえず私が勝った…のかな?」

2人の投げた豪速球雪玉は2人同時に当たっていた。

「あいつの方が先に当たったよな!?!?うん!?」

「わ!起きてた!…え、うーん、どうだろう…?」

「いやいや先輩の方が先だったっスよね!!??」

「え、ええ!?うーん、私から見たら同時だったような…気がするよ?」

早くも2人は復活し、ユキへと問い詰める。当然だが困惑するユキ。

「「いや!!こいつ/先輩の方が先!!!」」

「あー!もう!じゃあ2人とも同時負けって事で!!どっちにしろ私が勝ったんだから!ね!それでいいでしょ?」

「う、…しょーがねーな…うん…」
「うわー一緒って事もなんか嫌っすけど今回はまぁ良いとしましょー!」
「何でてめぇ上から目線なんだよ後輩のくせに。うん。」

「喧嘩やめてねー。じゃあ私から2人に命令ね!」

ゴクリ

一体どんな命令が下るのだろうか…


「また3人で、いや、他の人たちも誘って遊ぼうね!」

ニコリ、と擬音が見えそうなくらい、聞こえそうなくらい笑顔で命令を言い渡した。

「…はいっ!もちろんっスよ!!」
「あ、あぁ!そうだな!うん!!」

予想外かつ、可愛らしい笑顔で言われ反応が遅れた2人だったが2人も笑顔で(トビは雰囲気的に)頷いた





(アハハー後輩に2回も当てられるデイダラダラ先輩なんて…プククー)
(てめぇ…!そのデイダラダラってのやめろ!!喝!!!!)
(ギャー!!)
(喧嘩はしないでって命令でも良かったかも…)
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