腐った寿司
□ペッケレ Dummy Flower
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目が覚めた。
頭は酔いが回ったように、ぐるぐると、気持ちがよいものではない。
さっきの休憩で口にしたチェリーボンボンの洋酒で酔ってしまったのだろうか。
軽い頭痛をコップの水で流し込み、とあるカジノのボディーガード、ケレンミ・スペイドは、欲望と金の匂いが溢れかえるホールへと足を運んだ。
───Dummy flower───
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