カフェ・ギムナジウム

□あとがき
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『カフェ・ギムナジウム』の案ははるか昔、“ギムナジウムの談話室をイメージしたカフェがあればいいな”と妄想してたのが始まりでした。

後に実際にギムナジウムをモチーフにしたカフェがあると知りましたが、決してそのパクリではありません。
店員はイケメン、インテリアもアンティーク調、英国風ティータイムのようなメニュー、耽美系文学や美術関連の書籍。お客様に過剰な接待をするのではなく、店員同士がアヤシい雰囲気。

そう、院長の理想そのままです。影響された作品は「アナザー・カントリー」「モーリス」「風と木の詩」「摩利と新吾」などです。院長には、ある程度自分を反映させています。
酔っ払って言ったことは覚えていないところとか似てます(笑)

『乙フェス』(アニメイトガールズフェスティバルのパクリ)の『旧制高校カフェ』を思いつく「夜明け前の楽園」での院長の台詞、“桜の木には死体が埋まっている”は『薔薇ノ木ニ薔薇ノ花咲ク』より、“(地球儀の)国名を全部削り取って「JAPON」と書き換えたい”は『大正メビウスライン』より拝借。

ゲームをプレイした方なら“ああっ!”、そうでない方にも森田のようなリアクションをしていただけるかと。
そのようなお遊びも入れてみました。

読んだ方は、ある一つの疑問が浮かぶでしょう。

(つづく)
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