カフェ・ギムナジウム

□あとがき
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ところで、主人公の話に戻りますが。

学院を華やかに彩る生徒たちは、ある意味主役になるかもしれませんが、“乙女たちの妄想という花園を華麗に舞う蝶や蜜蜂”というスタンスです。

もしくは“妄想というスイーツを演出するアラザンや砂糖漬けの花”ですね。

昔読んだ、天城小百合先生の『ピーターパンがふたり』(タイトル間違ってたらごめんなさい)という漫画で、主人公の女の子は、友達でいいコンビの男の子二人をピーターパンに例え、自分はウェンディではなく物語を読む女の子だと言いました。

『カフェ・ギムナジウム』のコンセプトもそれです。
乙ゲのような逆ハーレムよりも、男の子同士のじゃれあいを、第三者目線で見ていたいという腐女子の願望を形にしました。

オムニバス形式の話なので、延々と続編が作れそうですが、今のところは続編を考えていません。

が、何か思いついたら書くかもしれません。世の乙女たちのビタミン源となれるような…。

(つづく)
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