罰ゲーム【完】<リク>

□罰ゲーム
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僕たちが通う私立九瓏ノ主学園
この学園であと2週間後に行われる行事
それは学園祭だ

それに向けて、僕たちダンス部も練習をしてきた
後はクラスでの催し物とかもあるけどね

 
練習を終え、購買部で買ったパンとジュースを片手に、自分たちのクラスの準備状況を話し始めた


「俺たちのクラスのお化け屋敷はスゲェぞぉ?なぁ、泉」

「そうですか?あんなもんでしょ」

「うっそだぁ、ホントはビビったんじゃないの?この間の完成前の仕掛けで」

「アキラじゃあるまいし・・・」
 

「えー、アキラ先輩ビビったんですか?」

「ち、ちげーわ!!盛り上げるためにだよ・・・」

「そうですよね。コンニャクがおでこに当たった位で騒がなかったですよね」

「・・・パクんとこは何やるんだっけ?」



アキラがいじけながら話を逸らす


「俺のクラスは占いッス!飾りつけも出来上がって、準備万端ですよ」

「へぇ、じゃぁタツキ先輩クラスは?」

「ん?僕のクラスはねぇ、メイド喫茶だよ」

「あれ?飲食関係は業者が入るって言ってたのに?」

「あ、それね。全部うちの知り合いの関係者を手配してあるから、特別にOKしてもらったの」

「へぇーさすが榊原家。準備の心配はいらねぇな」



そんな話をしていると、先生が部室に戻って来た





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