全力で遊べ！！
□2.委員会勧誘
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｢兵太夫！三治郎！抜け駆けすんなっつったろ！？会計委員会だって人不足なんだから！東雲、お前暗算が特技だったよな？頼む！！会計委員会に入ってくれー！｣
｢団蔵！お前も同じじゃん！！ウチの体育委員会だって人手不足だし！女の子の東雲さんにはちょっとキツいかもだけど…是非入って欲しい！｣
｢それを言うなら図書委員だって、人手不足だっつーの！タダでさえ書物が多…うぇっ自分から｢タダ｣って言っちまった…｣
｢きりちゃんしっかりしてよ！あ、東雲さん！私の保健委員会にも入って…わぁあ！？｣
｢三治郎！勝手に俺を委員会から外そうとすんな！！
｢だって虎若一々暑苦しいしー！！｣
｢風紀委員に入りなって｣
『…』
えー…上から加藤くん、皆本くん、摂津くん、猪名寺くん、佐武くん、夢前くん、笹山くんの順でお送りしました。
佐武くんに吹っ飛ばされた猪名寺くん、ご愁傷さま。
皆がギャーギャー騒いでいると、
｢通行の邪魔すんなー！！｣
二郭くんの叫び声と共に、強烈な蹴りが炸裂しました。
おお、次は加藤くんと佐武くんが吹っ飛んだ。
｢東雲さんが困ってんだろーが！！ちょっとは時と場所をわきまえろ！｣
…二郭くん、カッコいい。
いや、あのさ…母親が子供を叱るみたいな。
そんなかっこよさ。
｢発端は…｣
｢俺たちじゃないのに…｣
加藤くんには日直の恨みがあるから、ざまぁ。
佐武くん、巻き込まれて御愁傷様。
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