Short story

□違和感
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「ありがとうな、灰原。」
新一は、お礼を言った。

話は1ヶ月前のことに遡る。
黒の組織は FBIやCIAの協力により、無事 潰すことができた。

APTXの解毒剤も 5日前に終わり
江戸川コナンの転校手続きも済ませ、毛利家とも おさらばした。

そして、さっきコナンは解毒剤を飲み、新一に戻ったところだった。

「別に、対したことじゃないわ」と微笑んだ
疲れきった顔をしており、やつれて見える。

「でも、大変だっただろ。お礼すっから、何が良い?」
「じゃあ、出来るだけ高いものを考えておくわ」
「げっ!」
新一は、思わず仰け反った。
「ふふっ なーんてね 冗談よ 。要らないわよ 。私のするべきことをやっただけだから。」
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