『みえるひと』エージ受け小説

□Piller
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とある廃屋。




俺はツキタケに怪しい薬を飲まされここへ連れ去られた。
薬の効果か躯がすごく熱い………。
とくに中心に熱が集まってる。




「いい加減楽になりたいだろ?」




そして俺に口づけして、咥内を犯された。
さんざんかき回された後口を離した。




「とっとと俺のものになって楽になれよ。」




ふざけんな!俺は明神のものだ。




「それはもうおしまい。今から俺のものにしてやる。」






そして俺はツキタケに抱かれた。








後に残ったのは、









明神に対する







罪悪感だけ。









―――――――――――――――


気がつけば廃屋には誰もいなく、俺の躯には淫猥な行為の後が残っていた。




廃れた工場にはいたるところに鉄くずやガラスの破片が散らばっている。



ふと目に入った大きいガラスの破片を拾い、首筋にあてた。






自分の肌が切れる感覚がしたと同時に、周りがこれでもかというほど真紅に染まっていった。





手を見ると、俺を冥界へと導く小さな悪魔が真っ赤に染まっていた。






もう、こんなの二度と消えないほど紅いのに目の前がどんどん白くなっていった。






そして完全に白くなった途端、俺の意識がぷっつりと途絶えた。







END
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