暗闇から放つ詩

□暗闇から放つ詩5
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『life』

深夜零時昨日が終わった天から降る雫窓にあたるいつもは嫌と感じるのに今は何も感じないのは
何故かしら

一点を見つめて
一人の部屋
窓を叩く雨の音
瞼深く閉じた

今日が始まっていく
また今日が終わってく
同じ事の繰り返し
いつかはそれが
かけがえのないモノに
なるのかな?
確かに今
呼吸をしてるのに
生きてる心地はしない
嗚呼…この虚しさは何?

深夜二時雨はもう止んだ外を見たらハラハラと
静かに舞い落ちてく粉雪綺麗だった

ベランダに出て
夜空を仰いだ
雪が頬に舞い落ちては
溶けていった

今日が始まった
容赦なく時間は流れく
それが当たり前の事
でも時々その当たり前が怖いんだ。
確かに今雪は
僕の体温で溶けたのに
生きてる心地はしない
嗚呼…この悔しさは何?

頭でやろうとしても
身動きはとれない。
そして後悔 挫折の
繰り返し。
気がつけば周りは
足早に通り過ぎてく。
焦り出す心
この自分に嫌気がさし
ついに疲れ果てた身体

一体何がしたいんだろう見失いだした生きる事

今日が始まっていく
また今日が終わってく
同じ事の繰り返し
いつかはそれが
かけがえのないモノに
なるのかな?
確かに今
鼓動は動いているのに
生きてる心地はしない
嗚呼…この寂しさは何?
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