マジすか学園〜マジ女壊滅計画〜

□元ラッパッパ強襲
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「じゃあ、またな。」

「ああ。今日は楽しかった。また次は四人で会おう。」

「またね〜。」

「おう。」

そう言ってブラック、トリゴヤと別れ、帰路につく。

マジ女四天王、ヤバクネのトップだった事が嘘みたいに今では、これと言って何もない日が続いている。でも、月1くらいのペースで旧マジ女四天王とは会っている。

そばにヒョイっと飛び出してくる影があった。こいつはいっつも私の後についてきてくれる。上手くは言えないが、まぁ、大切な友だ。絶対に本人の前ではいえないが。私は素直になれず舌打ちしながら言った。

「ダンス!また、待ってたのか。長くなるから先に帰っとけって言ったろ。」

「いえ、全然。私が好きでやってるんですから。それよりも楽しかったですか?」
「それが、サドさんとゲキカラがドタキャンだ。サドさんは看護の実習で抜けられなくなったみたいで、ゲキカラは何か理由も言わず、来れないとだけ言って携帯に出ない。」

「あらま。シブヤさんと会いたくないとかないですよね?」

その瞬間、ダンスをとりあえず殴り付けて黙らせたあと、そのまま行こうとしたが、ダンスが追いかけて来ない。いつもなら、一言、二言つぶやきながら、すぐ追いかけてくるのだが。

「ダンス?」

振り返ってみると、ダンスが何者か分からないが女子学生くらいの奴に胸ぐらを掴まれ、もがいていた。そして、そのまま思いっきり殴られて、地面へ倒れていっていた。

その時に見た光景に私は一瞬混乱した。

「ダンス!」

すぐにダンスの元へかけ戻ろうとするが、ダンスを殴りつけた奴が立ちはだかった。

「誰だ、テメェ。」

「あなたがシブヤ?連れはとっても弱かったけど、これが元マジ女四天王?」

私は反射的にそいつの頬にパンチを繰り出したが、受け止められた。
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