暗部〜main〜

□疾風伝〜発覚〜
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アヤトは三尾を捕獲し終え、各メンバーの見張りに付いていた。

次はイタチの見張りに付く。

「ハヤクハヤク〜コッチダヨ」

白ゼツがアヤトを急かした。

「はぁ‥」

ため息をつきながら後に続いた。

(イタチさんは他の奴らとは別格だからな‥)

アヤトは面倒ごとにならないことを祈った。

「チャクラガ荒レテルナ」

今度は黒ゼツが言った。

「え‥戦闘中とか?」

アヤトの問いに、ゼツが頷いた。

「相手ハ‥‥サスケカ」

「はぁ‥距離をとって様子を見よう」

---

「すごい闘いだな‥」

アヤトはイタチとサスケとの闘いを見てつぶやいた。

「ダガソロソロ決着ダ」

黒ゼツの言葉通り、すぐに決着はついた。

「許せサスケ‥これで最後だ」

イタチは最期にそう言い、倒れた。

「ウワ〜 イタチ、負ケチャッタヨ」

白ゼツが驚いて言った。

「‥‥‥。報告に行こう」

「ア、待ッテ。ボクラハ近クニイル九尾ノガキニ会ッテクルヨ」

「!!‥ナルトに?」

「今マダラカラ命令ガ入ッタ。先ニ戻ッテテ」

「‥‥‥わかった」

アヤトとゼツはその場を後にした。
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