暗部〜main〜
□過去〜距離〜
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「報告は以上です」
「そうか‥‥わしの力不足じゃ。カカシ、調べてもらったのにすまんの‥」
「いえ‥‥」
今は火影室に報告に来ている。
後処理は他の暗部がやってくれているそうだ。
「カカシ、もう下がっていいぞ」
「‥あの少年は‥?」
「ああ、命に別状はない。だがまだ意識が戻らんくてな。今は暗部の見張り付きで眠っておる」
「そうですか‥。三代目、あの子の処分なんですが‥」
「安心せい。死なせはせん。ダンゾウのことはわしにまかせてくれ」
「‥はい、お願いします」
カカシは頭を下げ、火影室を出た。
(くそ‥あと少し早く着いていれば‥!)