短編
□諦めんなよ!
1ページ/5ページ
ナ「サクラちゃんっこれからデーt「私忙しいの」
何度目かのデートの誘いを断られて、項垂れている目の前の金髪は私の好きな人。
『また断られちゃったね、…次があるよ!』
ナ「おう…空良はこれから暇?」
サクラに誘いを断られると、高めの確率で私を一楽に誘ってくれる。
たとえサクラの代わりだったとしても嬉しかった。
……私なんかがサクラの代わりになるなんて思ってないけど。
『あれ?ナルト、また背伸びた?』
一楽に向かうために並んで歩いていると、ふと目線の違いに気付く。
ナ「ん?そか?」
アカデミーの頃は同じだったのに。
男の子の成長はこれからだもんな。
そんなことを思いながら、見慣れたのれんを二人でくぐっていった。
.