ダンガンロンパ改.

□Capter1(非)日常編
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俺がもぐもぐと朝食のトーストを食べていると

「ねぇ…今日はみんなで探索でもしない?」

春多川が言った

「これから生活していく場所の分析ぐらいした方がいいよね?
ほら、どこかに出口があるかもしれないよ?」


彼女の言葉には誰もが頷いた


というか…ただ単に信じたかっただけかも知れない


「この状態」が夢である事を……


「But……グループドウスルか?
ミンナ同じじゃ効率ナイよ」

「それもそーか……なら男女2人づつの名前順、計4人を4グループでいい?」

イブの質問に桜希院が答える

「まぁ、面倒だしそれでいいんじゃない?」
「わかりましたー」
「ほいほい」

みんな面倒なのか適当に返事する


で、グループは

1班 隠花、桜希院、杜若、科
2班 木野、剣馬、高城、俺
3班 春多川、ホリア、真島兄弟
4班 美咲、逝澤、六波羅、渡辺


となった

ぶっちゃけピンクちゃんが俺が見ていない間に他の男に落とされないか心配だ

「ん?どーしたん?」

「えぇ?!!」

急に同じ班の高城に話し掛けられてビックリした

高城は「超高校級の美術部」という肩書きの人で、かなり明るい印象がある

「あなた達、置いて行くわよー?」

木野の声が聞こえた
え、もう探索始まってんの?!

「あ、ゴメンっす!!じゃ…行くっすよ!」


そう言うと高城は俺の手を握る

「?!!! ///」

これ、俺が女子ならトキメくパターンのヤツかなぁ?

渡辺もそうだったけど、どうしてココには軽々しくスキンシップ(?)をする人が多いのだろう……?


「ん?どうしたんっすか?顔真っ赤っすよ?」

しかもこっちは無意識かよ!!


「………何でもね…!!」

「そっすか!なら、行くっすよ!」


高城が走るので、それに引っ張られるような感じで俺も走る


科が巻いてくれたギブスのお陰で足の痛みは割とましになっていた
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