ダンガンロンパ改.

□Capter1(非)日常編
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「……………………………………………………………………………………はっ!」

あ……俺寝てたんだ

あれから怒った俺は部屋に帰ってベッドにダイブして…………そこから記憶が無い


今は………何時だ?

ふと時計を見る
時間は朝の5時54分…………

俺は約17時間爆睡したのか…呑気なヤツめ


「腹…減ったなぁ……」

今考えると、昨日は風呂にも入っていないし、夕食も食べていない
腹が減るのも無理は無いか

「なら…まず食堂か」
こんな早朝だし、誰もいないだろな
あんな事の後だ、人と顔合わせにくいし、かえっていいだろう

俺は部屋を出てシーンとしている廊下を一人歩いて食堂に向かった

食堂に着く。まぁ、どうせ誰も居ないだろう……
扉を開けて中に入る

案の定、食堂には誰も居なかった

まぁ、日常からこんなに早起きする人が居たら可笑し「ばぁっ!」

「うわぁぁぁぁぁぁぁああああああああ!!!」

情けない叫び声を上げてその場に座り込む


「あれ?ツバサくーん…?」

「誰だお前………って…」

そこには仁王立ちで少し心配そうな顔をしている真島兄が居た

「いやー、早いなぁ!どうしたん?ぐっすり眠れたん?」

「ああ……ってお前も随分早いな?何かあったか?」

「ちゃうちゃう!ウチ商人やん?
朝早ぉ起きて競り市場行かんとアカンのや
だからいつも4時半起きや
今日もそんぐらいに起きたし」

はやっ!
4時半なんか、まだ日が昇っているか怪しい時間じゃん!

「そこまでやってるのか…」

「だって商人やん?
お客さんに良くて安い商品売ってあげたいねん
当たり前やろ?」

当たり前か…なんだか彼が輝いて見える

「そういえば、さ、何で商人になったの?」

唐突に思った疑問だ
そんなしんどい仕事、普通じゃやりたくない

「ん?知りたいん?」

「うん、あ、でも先に朝飯食べたいかな」

さすがに空腹で倒れそうだ

「あ、じゃあウチ作ったろか?
料理の腕なら自信有りやねん!」

「マジか、じゃあお願いする」

「了解っ!」


数分後に真島兄が朝飯のオムレツ作ってくれた

それは今まで食べたオムレツの中で一番美味しかった
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