ダンガンロンパ改.
□Capter1(非)日常編
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ガンッと音が聞こえる
「??!ご、ごめん!!」
「痛いよ……ツバサくん…………!!」
「本当にゴメンナサイ…」
ドアの前に居たのは渡辺だった
「で、なんで渡辺が部屋の前に居るの?!」
「え?だって余りにも遅かったから……みんな心配してるよ?」
「マジか……すまないな、本当」
そうだ、俺遅れていたんだ……みんなマメ過ぎるだろよ…
「じゃ、行こうか」
「お、おう……」
俺はケンケンで渡辺の後ろを追っていった
ケンケンは、やっぱり遅いし体力がいる…疲れてきた、情けない…
「……ツバサくん遅いよ!……ってアレ?何故ケンケン?」
バレたか………
「いや…少し痛めちゃってさ、足の指」
「おい……マジかよ……しょうがない」
そう言うと渡辺は俺の方に近づき……
俺に所謂「お姫様抱っこ」をしてきた
「………っ?!!!」
「足に負担掛けちゃダメじゃない?」
「だからと言って…コレは恥ずかしい!マジで!降ろして! ///」
俺は渡辺の腕の中で暴れた
そのくせにコイツは放す気は毛根も無さそうだ
まぁ、結局食堂までコレで行った……いや、行かされた、本当
まぁ食堂の入口付近で降ろしてくれた。本人曰わく「ピンクさんに見つかったらイヤでしょ?」らしい
まぁ、正論だな
「みんなー!ツバサくん連れて来たよー!!」
「……ども」
食堂では俺と渡辺以外のみんなが和洋様々の朝食をとっていた
「あー!またツバサ遅いー!」
「……ごめんな?」
ピンクちゃんにまた注意を受けた
そして俺は、やはりケンケンで適当な長机に向かう
「あれ?足、どうかしたの?」
気付いたのか、超高校級の警察官の六波羅が訪ねてくる
「ああ……これ?少し痛めたんだ…わりと腫れているけど……」
「本当?!なら早めに治療しないと!悪化したら大変だよ?!」
でも…このメンバーで明確に診察出来そうな人なんて……
恐らく誰もいないだろ…
「わてが診る……」
一人居た