10/15の日記
15:19
ドロップと兼定と大倶利迦羅の話
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・光忠、青江、和泉守、大倶利迦羅が出ています。
・会話のみ。
・青江は友情出演。
・連載でもそうでない設定でも読めます。
「ねぇ光忠、ドロップってあるじゃん?」
「僕達が出陣して歴史修正主義者達から回収してる刀?」
「そう、それそれ。
あれってどういう法則なのかな?
けっこう偏りがあると思うんだけど。」
「うーん、あると言えばあるし、無いと言えば…」
「どっち?」
「やっぱり一度会った人とは縁が出来るから、出会いやすいとは思うよ。
実際、難民じゃなくなった途端に連続して来た…っていうのも聞くし。」
「縁ねぇ…」
「何やら楽しそうな話をしているねぇ。」
「あ、青江。
青江はどう思う?
ドロップする刀剣が偏るのって、何かあると思う?」
「そうだねぇ……
好かれているんじゃないかな?」
「あぁ、それはあるかもね。」
「えぇ〜?
じゃあドロップしないコには好かれてないってこと?
最近光忠も青江もあんましドロップしないよ?」
「僕はちゃんと君が好きだよ。
でもそうだね…よく出会うという事は何か物申したい事があるのかもしれないよ?」
「…僕らは何かあれば直接君に言うからねぇ。
確かに最近は拾ってないかもね。」
「………じゃあよくドロップするのは、ある程度好意的だけど何か言いたい事があるコが多い、と?」
「まぁその可能性が高いんじゃないかな?」
「ドロップしない者が言いたい事がない、と思うのも違うんだけどね。」
「………ちょっと行ってくる。」
「え?
誰の所に?」
「大倶利迦羅と兼定。
なーんか最近やたらと拾うし。」
「え、ちょ、止めたげて!
くりちゃんはそっとしてあげててぇ!」
「和泉守君は別に構わないんだねぇ…」
「くりちゃんは難しいお年頃だから!
思春期だから!」
「…まるで母親みたいだ…」
「…最近、光忠があれこれ構ってきて邪魔だ。
あとは…物影からこちらを窺っているのが……鬱陶しい。」
「あー……」
「堀川があれこれ俺の為だとやってくれるんだが、俺がする事が無くなる。
まるでどこぞのボケた爺さん扱いだ。」
「………君ら末っ子属性だからなぁ。」
「良かれと思ってしてるから強く言えないんだよな…」
「俺は言っても直らなかった…」
つまりは悩みを相談出来る程度には仲良しってことで。
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