Recreation
□雨。
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『雨か。。』
わたしはふと雨音に気づく。
時間は夕方6時。
『クリスさん確か今日、歩いてお仕事行ったんだよなー。』
昨日からうちに来ていた。
『傘無いかなぁ?迎えに行ってみよ♪』
わたしはゴロゴロしていたベッドから起き上がり、支度して外に出た。
『うわぁ〜〜〜』
夕立のようでいきなりカミナリが光る。
『怖いよぉ〜〜』
大雨の中、ゆっくりゆっくりとクリスさんの職場へ進む。
ーーバシャッ!ーー
横を通り過ぎた車に水をかけられわたしはびしょ濡れになる。
『はぁ?!なにあの車!クソー!』
わたしは走り去る車に向かい、怒る。
ーー30分後ーー
『着いたーー!』
やっとクリスさんの居る職場に辿り着いた。
でもビショビショのカラダで入って行けない。。
『どうしよう。。』
その時、スマホが鳴る。
『紫蓮どうした?こんな雨なのに部屋にいないし。』
『クリスさん、朝歩いて行ったから、傘持って迎えに来たんですよー。』
『えっ!俺今紫蓮の部屋に着いたんだ。今、そっちに行く。』
ちょうど行き違いだったらしく
わたしは悲しくなってきた。。