短編

□手を握りましょう
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私は、テツヤの彼女



学校では、いつも一緒

休みの日もほぼ一緒


テツヤといると幸せ




  





図書室

テツヤは本の貸し出しをしている

私はなるべく近くにいる


『あ…雪だ…』

黒「名無しさんカイロ持ってますか?…」

『あ、ごめん持ってないんだ…』

黒「ならこれ使ってください…冷えたら大変なので…」

『ありがとう、テツヤ』







そして当番も終わり帰り道










『寒いね〜何か暖かい飲み物がほしいけど…』

黒「このあたりには、無いですね…」

『困ったものだね…』

黒「…名無しさん…」

『なぁに?』

黒「こうすれば少し温かいです…」

そう言いながらテツヤは私の手を握りしめた

『本当だ暖かい』

黒「気休めですが…」

『うぅん!凄く暖かいよ!』

黒「…そうですか…良かったです…」






『テツヤ!…』

黒「何ですか?」

『好きだよ!』

黒「僕は、もっと大好きです」

『…ありがとう私も大好きですテツヤ』






そして二人は、甘いキスをした。
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