短編

□運動の時間
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ある朝だった…









『ハァハァハァ…か、る、ま、……早い…』

カルマ「早くない?…名無しさんが走るって言ったんだよ?」

『ハァハァ…だって……沢山食べ過ぎて太ったんだもん……』

カルマ「はぁ?…太ったの?そうには、見えないけど……」

『もう!見えないようにしてるの!』

カルマ「太って無いのに…」

そう言いながらカルマは名無しさんを、後ろから抱き付いた

『ちょっと!カルマ!』

カルマ「もう十分だよ?…」

『でも…』

カルマ「名無しさんは、俺のために頑張ってくれたんだね?…」

『…うん…』

カルマ「ありがとう…」

『…うん…』

カルマ「…あ、あの公園で休もう」

『うん…』

カルマ「俺飲み物買ってくる」

『うん…あ、私みかんの……』

カルマ「分かった」





そして




カルマ「買って来たよ?」

『ありがと…』

カルマ「上のやつ脱いだら?暑いでしょ?」

『うん…脱ぐ……』




そして






『はぁ…カルマやっぱり疲れた』

カルマ「…名無しさんさっきも言ったけど……俺のために頑張ってくれてありがと」

『カルマ…』

カルマ「名無しさん…好きだよ」

『なら私は、大好き!』

カルマ「なら俺は、愛してる…」

『私も愛してる!カルマ大好き!』















終わり

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