短編
□爆発的胸complex
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食堂でご飯を食べていると、小平太はふと呟いた。
「どこかにおっぱいのおっきい子いないかなぁ…」
それを聞いた伊作と留三郎と文次郎は、ぶっと吹き出した。
「こ、小平太!ご飯中に、なんてこと考えてるの!?」
「えー?なんか、最近、ヨッキューフマンなんだ」
「ば、バカタレ!忍者のたまごたるものが、色に溺れてどーする!」
「むぅ…」
文次郎の言葉に、小平太は口を尖らせた。
すると、黙っていた仙蔵が、口を開いた。
「大きい胸のくのたまなら、知っているぞ、小平太」
「えっ!ほんと!?」
「あぁ、普段は、さらしかなんかをきつく巻いているのか、大きく見えんが……そういえば、今週末に、忍たまをデートに誘う実習があるらしいな」
「えぇ!?誘われたい!」
「…なにか奢らねばならないらしい」
「いくらでも奢る!!」
小平太は、目をきらきらと輝かせて、そのくのたまのことを考えた。
可愛い子だといいなぁ