剣と銃
□転校生の時間
2ページ/3ページ
業side
「では、レナさん
空いてるお好きな席へどうぞ」
そう言われて転校生は
奥田さんの後ろの席に座った。
ようは俺の隣。
「一時間目はレナさんへの質問タイムとしましょう。」
「はいはい!
私、茅野カエデ。
栗山さんの好きな食べ物は?」
「名前で呼んで構いませんよ。
好きな食べ物は甘いものです。」
「私と一緒♪」
転校生と気が合いそうで安心したのか
茅野ちゃんは満足気だ。
「次は俺、岡島大河だ。
レナちゃん、何カップ?」
「岡島君!そんなこと聞いてはいけません!!」
そう言いつつも聞く気満々で
メモ帳を握りしめたピンク顔の殺せんせー。
「F」
「まじかよ……
私、中村莉桜。
あとでゆっくり話聞かせてね。」
「いいですよ。」
セクハラで訴えられそうな質問も
丁寧に対応するレナちゃん。
みんながいろんな質問をして
あっという間に時間が過ぎていく。
「一時間目がもうすぐ終わるので
あと2,3質問して終わりましょう。」