剣と銃
□プロローグ
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「―――事情は今話した通りです
地球の危機ゆえ秘密の口外は絶対に禁止
もし漏らせば記憶消去の治療を受けて頂くことに
E組に同じ説明をし
すでに任務に入っています
悪魔退治を生業とする祓魔師に依頼する内容でないことは分かっています
ですが、どうか引き受けて頂けないでしょうか」
薄暗い部屋で畏まって説明をする女性
そして
その女性の前のソファに座り
資料に目を通す大人のような雰囲気を出す小さな女の子
「フェレス卿からも任務として言い渡されています
その依頼、引き受けます」
「ありがとうございます、栗山レナ様」