剣と銃

□答えの時間
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レナside

みんな答えを出せずにいる。
そりゃそうだ。
初めて見たら怖くなるものを見せられて
それを惨殺するところを見て。

出ていこう。
誰も答えが出ないのは私に面と向かって
「出ていけ」なんて言えないだけ。

さようなら、E組の皆さん。


そう言って足を動かそうとした。


「俺の答えはね、レナちゃん。
 レナちゃんにこのまま暗殺教室にいてほしい。」


急に答えを言ったカルマ君。


「カルマ君は私のこと怖くないんですか?
 得体の知れないのに」

「怖くなんかないよ。
 だって、今の不安気な顔のレナちゃんはただの女の子だもん。
 みんなに仕事見せるのは
 本当はめちゃくちゃ怖かったんでしょ?
 『みんなが自分のこと恐れるかもしれない』
 『みんなが自分のことを追い出そうとするかもしれない』って
 そんな顔のレナちゃんを怖がるひとなんていないよ」

「そんなのカルマ君一人の考えで「私、怖くない‼」

「「「私/俺も怖くない‼」

「今のレナなら、プリンマイスターの私でもちょちょいのちょいだよ!」


なにそれ。
意味分かんない。
絶対私のほうが茅野さんより強いのに


「ははっ、意味分かんないよ」

「意味分からない?
 なら、俺が教えてあげるよ。
 レナちゃんはこれからは椚ヶ丘中学校3年E組の一員だよ。
 席は俺の隣。
 分かった?」

「分かんないよ。
 なんで私、泣いてるの?
 最後に泣いたのなんて何年も前なのに」


ギュッ


「いいよ、今泣きなよ。
 特別に俺の胸貸してあげる。」

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