志季隊始動!
□スカウトしにいこう
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「で、本部まで来たのはいいけどさ・・・スカウトする人とか目星つけてんの?」
先程、陽奈に買わせたお菓子をボリボリ食べながら質問。お、このお菓子当たりだわ。うまい。
「1人だけ決めてるよ!今ね、フリーだからスカウトするチャンス!!」
陽奈は、それを言うなり何処にいるかなー?と辺りをキョロキョロ探し始めた。
「名前は何て言う子なの?」
みんなで探した方が効率いいでしょ?と、いろは。流石オカン。
あたしは、面倒臭いから思っても言わなかったよ。
「えっとね、椿原澪ちゃん!!守ってあげたくなるボーダー女子ランキング1位の子!!」
と、ランキング表を見せながら興奮気味に語る変態。て、そのランキング取り仕切ってんのお前かよ。
「ちなみに、2位は綾辻ちゃんで3位は国近先輩!!」
と、更に興奮しながら詰め寄ってくる陽奈に1発デコピンをお見舞いしてやった。