志季隊始動!
□進学校編
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「ふぁぁぁ、眠たい。」
本当に眠たい。1発目で悪いけど、本当ガチで真面目に眠たい。朝の学校本当やだ。
そう、本当に、登下校は、特に、嫌。
「あ〜デュナ〜おはよ〜!」
後ろからいきなり飛びつかれて転びそうになったところを耐えた。ふ、どうよ私の腹筋と背筋。
「、、、ねぇ、本当毎朝やめてくれる?重たいんだけど。」
「え〜愛情表現なのに〜」
へらへらしながら離れるこの犬野郎は幼馴染の犬飼澄晴。B級1位二宮隊ガンナー。見た目もチャラいが中身もチャラい!そして、モテる。
「これの、どーこーが、愛情表現なのかしら?嫌がらせにしか見えないんだけど。」
「酷いな〜」
へらへら笑いながら横に来て一緒に歩き出す澄晴。こいつ、いつの間にこんな大きくなったのよ、昔は私より小さかったのに。
ジロジロと見ていたら、視線の気づいたのかこちらを見てにや〜と笑い出した。
「な〜に〜?俺の顔になんかついてる?それとも見惚れt「冗談は顔だけにしてくれる?」酷いな〜」