Short story
□Secret garden
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僕はお昼休み教室から眺める外の景色が好きだ
そこに君がいるから…
「…はぁ〜」
「なにため息ついているんだい?」
外を眺めていた泉田の目の前に新開の顔が現れた
「這狽、わっ!!新開さん!」
泉田はいきなりのドアップに驚き椅子から落ちそうになった
「ボーとしてどうしたんだい?まさか…おめさん!!」
新開は驚いたように外を見たあと泉田を見た
「ぎくっ!!」
泉田は唾を飲んだ
「…まさか花壇の「そんなわけありません!!」
新開の声にかぶさる様に泉田は叫んだ
「すみません大声で叫んでしまって」
「いやいや,だだ泉田は花が好きなのかな…ってな」
新開はそのあと部活のコミニュケをすると教室から出ていった
「……」
泉田は離れていく新開を見送るとまた外の景色を見た
でも,新開さんに気付かれてない…よね?
気付かれたら恥ずかしい…
それに部活以外にうつつをぬかすなんてできない…
もし,ライバルになってしまったら…
泉田はそう思うとゾッとした
「…勝ち目なんてないですよ」
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