小説
□オレと女と男のプライド
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グレイ「ちょ、やめろ…オレに近寄るなぁぁぁぁ!」
あぁ…どうしてこんなことに…
すべての始まりは、あのクソ炎の一言からであった
ナツ「おまえ、いろんなところで男に口説かれてるって聞いたんだけどよ…マジか?」
グレイ「はぁ!?んなわけねーだろ!
誰だよ、んな馬鹿なこと言ってんのは!」
ナツ「ジュビアがよ、おまえの兄弟子の…リオンだっけか?と抱き合ったり、シュガーボーイって野郎に愛の告白されてたとか言って嘆いてんのを見たんだ」
グレイ「ちょっと待て!それ、いろいろ補正とか入ってるから訂正させろ!」
ハッピー「グレイって、自分以外なら性別問わず発情するんだね」
グレイ「それどういう意味だ!」
ハッピー「言葉通りの意味です」
なんて馬鹿なことをやってると
ルーシィ「 あら、面白そうなことやってるわね」
あ、めんどくさそうなのが増えた
ナツ「あ、ルーシィ聞いてくれよ!
グレイがさ…」
グレイ「余計な事言うなクソ炎!」
ナツ「 むがっ!」
そのうるせぇ口が余計なことをいう前に凍らして塞いでやった
ルーシィ「どうせ、グレイがやけに男にモテるって話でしょ?」
グレイ「なっ!?」
まるで聞いてましたと言わんばかりに胸を張っているが、聞いてたんなら聞くな!
ルーシィ「まぁ、確かにグレイって女の子にも男にもモテそうなぐらいカッコイイしね
脱ぎグセを除けばだけど」
グレイ「癖なんだからしかたねーだろ」
ルーシィ「それ、開き直るとこかしら…
んー…」
溜息まじりにルーシィが呟くと、オレの顔をじーっと見てきた
何?オレの顔になんかついてんのか?
ルーシィ「・・・そうだ!いいこと考えた!」
グレイ「は?っておいルーシィ!?」
意味不明というか、嫌な予感しか感じないセリフと共に、ルーシィはミラのところに走っていった
・・・なんだろ、オレの中の警報がガンガン鳴ってるんだが・・・