小説

□アタシと最強チームと料理対決
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ミラ「第1回、クッキング オブ フェアリーテイル!
実況はこの私、ミラジェーンがお送りするわよ」

いつも騒がしいギルドの酒場は変貌しており、机はすべて片付けられ、代わりにキッチンが数台設置されていた

ミラ「参加者はこちらのみなさんです!」

ミラがノリノリで司会進行を行い、舞台のカーテンを左右に開くとそこには

ミラ「エントリーNo.1炎の料理人ナツ!」

ナツ「よっしゃー!燃えてきたぞ!」

ミラ「エントリーNo.2氷の料理人グレイ!」

グレイ7めんどくせぇ…」

ミラ「エントリーNo.3魚のことならこの人?におまかせハッピー!」

ハッピー「あいさー!」

ミラ「エントリーNo.4刃物を使わせたら右に出るものはいないエルザ!」

エルザ「ふっ…この時のために特注のエプロンを購入しておいたのだ」

ミラ「以上の4名でクッキングバトルをしてもらいまーす
ちなみに、審査員はルーシィね」

ルーシィ「なんだろ…命の危険しか感じないわ」

ミラ「それではスタート!」

数分後

ミラ「それでは、評価にうつります
まずは、ナツから!」

ナツ「オレの料理はこれだ!」

ルーシィ「え…これ…」

自信満々に置かれた皿の上には、真っ黒い山がのっていた

ナツ「オレの咆哮でじっくり焼いた肉だ!
名付けて、火竜の肉焼き!」

ルーシィ「アンタの火力でじっくり焼いたら炭になるわよ!処分!」

ミラ7意外と厳しい審査員ね」

ルーシィ7普通だとおもいますけど…」

ミラ「それでは続いてグレイ!」

グレイ「オレはナツみたいなことはしねーぜ」

ルーシィ「予想通りだわ…」

ルーシィの前に置かれたのは山のようなかき氷
上にはブルーハワイがかけられていた

ルーシィ「まぁ、食べれるものだし1口…あむっ
……冷たいぃぃ!!」

グレイ「美味いだろ」

ルーシィ「冷たすぎよ!どうしたらかき氷がこんなに冷たくなるわけ!?」

グレイ「そりゃあ、オレが現在進行形で冷やしてるからな」

ルーシィ「どおりで寒いと思ったわよ!」

グレイ「んで?美味かったか?」

ルーシィ「冷たすぎて味がわかりません、次!」

ハッピー「次はオイラだね」

ルーシィ「…まさかとはおもうけど、その抱えてる生魚とは言わないわよね?」

ハッピー「魚はやっぱり生でしょ!」

ルーシィ「次」

ハッピー「がーん」

エルザ「ん?もう私か」

ルーシィ「え、エルザ…その量はなに?」

自信満々に立つエルザの後ろには、様々な料理が山のように、所せましとならべられていた

エルザ「少し作りすぎてしまってな」

ルーシィ「少し!?」

エルザ「全部食べて判定してくれ」

ルーシィ「ぜっ…!?むりいぃぃぃ!」

ミラ「今回はここまで、また来週♪」

ルーシィ「やりませんから!」
 

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