★陽だまりの中で★【完結】
□01_プロローグ
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『ひよ里!挑発やっ!乗るな!!』
『何を恐れる事が有る?百年前のあの夜に君たちは既に死んでいるというのに』
『ひよ里っ!』
愛染の挑発に我慢できんくなったひよ里が飛び出し・・・
『お一人様、おー終い』
『ひよ里!!!!!!』
『ご・・・ゴメンな・・・シンジ・・・ウチ・・・ガマンできひんかった・・・』
市丸に体を両断されたひよ里
『ハッチ!!!』
ハッチを呼ぶも、あいつも既に片腕を失っとる
『せや・・・織姫ちゃんの能力やったらまだ治せる・・・!一護!!!一護はまだ・・・戻って来えへんのか・・・!!』
このままじゃひよ里がっ
愛染への憎しみも更に積り、頭に血が上りそうになっとるときに聞こえた声・・・
『落ち着いて、大丈夫。彼女は私が治療する』
そういって俺とひよ里を安心させるように微笑んだその顔を俺は一生忘れへん
『だから、あなたはあなたのすべき事を・・・』
初めて会った奴やのに・・・
その目
その声
その笑顔
疑う余地もここで迷っとる暇もなかった
『すまんな。こいつを頼むわ』
そう言ってひよ里をその女に託し俺も前線へと戻り愛染と対峙した
そして・・・
愛染との戦いが終わった・・・
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