幻のポケモン擬人化
□チルの1日 後編
1ページ/10ページ
前回のあらすじ
図書館で知り合ったダイゴとチルは
ダイゴの待ち合わせ時間まで
チルは話し相手になる約束した。
「へーチルちゃんは古代文字が
読めるんだ」
「ええまぁ…」
チルは古代文字の本をパラパラと
めくりながら答える。
この本は古代文字と
古代文字を現代語訳したものが
載っている!
いまのうちに言葉の読み書きを
覚えないと…
「点字も読めるなんてすごいね」
「…そうですか?」
(私達よく使ってましたし…)
「チルちゃんは13歳くらいだよね?
その歳で読める子はそうそう
いないよ」
「はははは…」
(古代文字使ってる時代生まれですから
読めるだけです…)
「古代文字と点字を読み書き
できるなんてすごいことだよ!」
「…」
(ちがうんです!古代文字と
点字しか読めないし
書けないんです!)