幻のポケモン擬人化

□チルの1日 後編
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前回のあらすじ
図書館で知り合ったダイゴとチルは
ダイゴの待ち合わせ時間まで
チルは話し相手になる約束した。









「へーチルちゃんは古代文字が
読めるんだ」

「ええまぁ…」

チルは古代文字の本をパラパラと
めくりながら答える。
この本は古代文字と
古代文字を現代語訳したものが
載っている!
いまのうちに言葉の読み書きを
覚えないと…

「点字も読めるなんてすごいね」

「…そうですか?」
(私達よく使ってましたし…)

「チルちゃんは13歳くらいだよね?
その歳で読める子はそうそう
いないよ」

「はははは…」
(古代文字使ってる時代生まれですから
読めるだけです…)


「古代文字と点字を読み書き
できるなんてすごいことだよ!」

「…」
(ちがうんです!古代文字と
点字しか読めないし
書けないんです!)
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