ポケスペ
□約束の君は、
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( 結局言えなかったな…
黙っていってしまう僕をあの人は
どう思うだろうか )
遠くて叔父が僕を呼んでいる
ああ、僕はあの人に
さよならも言わずにいかなきゃ
いけないんだ
「ごめんなさいレッドさん」
トラックが僕のうちからどんどん離れてく
するとどんどん涙が溢れてきた
引っ越す事を言えばよかった
けどもう遅い
もうあなたにはあえない…
(レッドさん…)
「イエロー!!」
嘘…あの声は…
急いで声のした方の外を見ると息を切らした
レッドさんがいた
「どうして…」
「お前の事絶対忘れないからなー!!
またどこかで会おうなー!!
だから」
元気にしてろよ!
笑顔でそういって、手を振ってくれた。
「…はい!」
僕はうまく笑えてたかな