幻のポケモン擬人化

□第一話 はじまり
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こうして自由になった私たちは
時々自分達がいた遺跡のどれかに
集まって話をする。

「ハルカに恩返しがしたいね」

「でも外にでたら目立つよ」

「…ニンゲンになれたらな」

「「レジアイスそれ私も思った」」

「…あなたたちもか」

「「「…」」」

しばらく沈黙が続いた後
三匹は空を見上げる。

「星がきれいだね」

「あっ流れ星だ」

「…知ってる?流れ星が流れるまでに
願い事言えると願いが叶うっていう
言い伝えがあるんだって」

「「へー」」

レジアイスの知識に驚く
レジスチルとレジロック。

「…願い事いってみる?」
レジロックの提案にレジアイスと
レジスチルは頷く。

「今日はシシコ座流星群が
あるらしいから
まだ流れる可能あるね」
とレジスチル。


「…ハルカ情報だね
じゃあ次の流れ星にいってみるか」
とレジアイス。

「あっれーレジアイスが珍しく
やる気満々!隕石でも落ちて
くんじゃない?」

「…レジロックうるさい
次喋ったら氷漬けにする」

「受けて立つ!
そん時はあんたの頭上に
岩を落としてやる!」

「やめなよふたりとも!」

火花を散らすふたりに
あわてるレジスチル
ここでバトルしたら目立ってしまう!
あわやバトルになりそうになった
瞬間
レジスチルの地を這うような声が
響いた

「…ふたりともこれ以上
喧嘩するなら…
メタルクローをお見舞いするように
なるんだけど…いい?」

「「ごめんなさい」」
あまりの迫力にふたり同時に謝った。



無事?解決した直後
流れ星がたくさん流れてきた。

「早くない!?」

「言う前に流れるちゃう!!」

「これが最後のチャンスかもしれない
早くいわないと」

三匹は息を合わせ流れ星に
願い事をいう



「「「ニンゲンに
なれますように!!!」」」
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