短編小説

□今までのキャラ達で雑談
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「あ!お疲れ様〜!」





長谷川と共にとある一室に行くとそこには朱音さんとその彼氏、瀬田がいた。







「ええ、お疲れ様」



「杉原と瀬田だ〜お疲れ〜」









「…ああ、誰かと思ったらモブ女と生徒会長か」







「…何?小便垂れは黙っててくれないかしら?ちょっと責めらたからってペットが嬉ションなんて飼主の朱音さんの面子に傷がつくわよ」








「何でお前がそれ知って……じゃなくて‼誰がペットだこのアマっ‼」





このような光景は今に始まったことではない。






「まあまあ二人とも!」




「ご主人様も落ち着いて!」






それをなだめるのも、このメンバーの中では日常風景となっていた。







ちなみにこの二組は同級生である。






「あら?違うの?嬉ションなんてペットしかしないと思うけど?」






「いい加減口閉じねぇとただでさえモブ並のそのツラボッコボコにすんぞこのブス‼」







「だから〜‼」














…ガチャっ








そんなことをしているとふいに扉が開き、背の高い少女の姿と少女よりやや小さい少年の姿が見えた。






「こんにちは」







「百井ちゃーん‼…と佐藤くん?珍しい組合せだね!」





「あ、まあ…あはは」











二人の『あの行為』はまだ誰にも知られていない。








そして








「はじめまして。佐藤優です。…舞央さんとはお付き合いさせてもらっています。」






「「はぁ!?」」








その言葉にいちはやく反応したのはやはり先程まで言い争ってた二人だった。








「は!?百井、おま、彼氏連れてくる時はまず俺に見せろって…!」




「何父親ヅラしてんのよ!ペットは黙っててくれない?舞央ちゃん彼氏できたの?私に早く言ってほしかったわ!」




そう、なぜかこの二人は後輩である百井舞央を大層気に入っていて実の妹のように可愛がっていた。




「二人とも落ち着いて!…百井ちゃーん、お二人の馴初めは?」









朱音はニヤニヤしながらじわじわと百井に近づいていった。






「え…あ〜…えっと…」







百井は佐藤の威厳を守るためにもあーだこーだ言うわけにはいかなかった。




後ずさるしかない。






それを見ていた佐藤くんが



「…俺が舞央さんに抱いてもらってたんです。そういう関係を続けているうちに俺が口を滑らしたんです。」










『ぁ…っ…ん、百井さ…っ♡…好き、大好き…っ…』




『え』







「じゃあ付き合おう、と言った感じです」









「言ってもよかったの!?」







さすがに百井も驚いたのか珍しく声を荒らげる。



佐藤くんはなんて事なさそうに



「まあ、うん」




と言った。









「お…大物だな」





「ええ…あんたと違って」






「んだとこのモブ」






また言い争いが始まった。






「も〜また〜?」






朱音がそれを止めにいった。





そんな中生徒会長こと、長谷川はこういうのを『類は友を呼ぶ』と言うのだろうかとどうでもいい事を考えていた。

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