覚悟とその先(D.Gray-man)

□任務
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廊下に出ると、壁に背を付き、右手首を見つめる。

「・・・ブレスレットが変化してる」

ため息混じりにそう呟く。

そこに玉のみだったブレスレットはなく、シルバーで鎌と弓の形が付いたものだ。

途端に神田の言葉が木霊する。

『お前は装備タイプに見える、寄生タイプだな』

「寄生・・・って、これ・・・どう見ても装備タイプだよね・・・?」

そう呟き、目を瞑り、深呼吸をしてから車両に戻った。
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