Long story

□Really?
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「よろしくな、レン」

「よろしくなぁレン君!」

「よろしくしてや〜」

「よろしくねレン君」



「はい、よろしくお願いします」



これから私はONE OK ROCKとして
この人たちと共に歩んでいくんだ。

見た目怖そうな人ばっかりだな

でもなんか…




「レン君か、かわええ顔しとるな
俺ちょっと楽しみなってきたわ〜」


「初っ端からその発言は
普通に俺でも引くからね智也

確かに可愛い顔はしてるけども」


「なあなあ、何歳なん?
いつからギターやってたん??
俺ね、良太っていうんだ
よろしく!!
あ、ちなみに俺は
このバンド組む時まで
ベース触ったこと
なかったんやで!」


「うるさいわ
お前も初対面でよう喋るな」



なんか…思ってたより
全然面白そうな人たちだな…


「よろしくお願いします
17歳で、ギターは小5から
可愛いと思うのは多分
あなたたちより年下だからですよ」

「多分レン君が同い年でも
可愛い言うとると思うで」

「だから智也やめろって
言ってんだろ」

「俺の愛情表現や!」



ごめんね、こいつらアホなんだ
なんて言いながら、貴寛さんは
自分たちも自己紹介しようと
提案した。



「俺の名前は山下 亨
メンバーからは亨って呼ばれとるから
適当に亨って呼んでええよ
一応このバンドのリーダー
ギターとボーカルをやっとるんやけど
ギターのことはまだまだ俺も未熟やしレンから色々教えてもらいたいと思ってるし、わからない事は教えてやりたいとも思っとる。

これからよろしくな、レン」


「よろしくお願いします、亨さん」


「はは、亨でええて」


「初対面では難しいです…」


「初対面………か」


「?」


亨さんと力強い握手を交わし、
次に口を開いたのは良太さんだった


「俺は良太!苗字は小浜!

今自己紹介した亨とは古い付き合いなんやけど、一緒にダンスとかいろいろやっとったんやで

ベースやっとるけど
さっきも言ったとおり
レン君よりは全然経験浅いで!
俺の事は良太って呼んでな〜

あ、今まではこのバンドで一番年下やったんよ
レン君の少し年上かな?
レン君とは一番歳近いから
何でも相談乗ってな!!
多分何の役にもたたんけど」


「こいつこのバンド1の馬鹿だから」


「初対面で言わんといて森ちゃん!」


「ほんとのことじゃん!


あ、もうさらっと言っちゃうけど
俺は森内貴寛、まぁ多分知ってるよね

このバンドの
ボーカルやらしてもらってる
名前は適当に呼んで!以上!

よろしくな、レン。」



こうして良太さんと貴寛さんの
自己紹介が終わり、
2人と熱いハグをした。

残るは1人なので
自然とその人の方を見た。


「よっ、高齢者!」

「誰が高齢者やねん!!
お前と1歳しか変わらんわ!」

「やめてやレン君困っとるやろ!」

「ああ、ごめん!

俺は神吉智也〜
今言ってたとおり、このバンドで一番高齢者や。
このバンドに入ったのは
一番最後なんやけどね〜
好きな食べ物は焼肉とラーメン!
智也とかともくんとか呼ばれとるから、適当に呼んでええで!
よろしくな〜レン君」


「ちなみにこいつは
自他共に認めるドMだから
いっぱいいじってやってね」

「ドM…」

「貴寛はほんと余計な事言うなって!
あとレン君なんでちょっと今
ドMに反応したん!!」



こんな感じで自己紹介は終わった。
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