BL

□夜
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「……なにしとんの?」


「んあ……とおる…?」


俺の声に先に気づいたのは智也だった


「享?起きてたんか…

なんかな、
ともくんまだめっちゃ酔ってて

身体熱くて苦しいて
懇願してきたから…」



「なるほどな、

それにしても困るわ
目の前でヤられたら
寝ようにも寝れへんやん」


「は……とおる…ごめ…」


「智也責任とってくれんのか?」


「せきに…ん?」


「お前のそんなエロい声聞いて

我慢出来んわ、もう」


そう言って享は智也の体の向きを変え
四つん這いにさせた

あまりにも身体が熱くて驚いた


「あ……まって…っ」


「ごめんともくん、
俺もう我慢出来ん…っ」


良太が再び後ろから突き上げ始めた。


俺は今智也の顔の前におるんやけど

「智也、声我慢せんといて」


「あぁっ…っは、!んぁあ…っ」


気持ちよすぎてか、
智也がぽろぽろ涙こぼしはじめた
ところで、俺は智也の口に自分のそれを突っ込んだ。


「ンん…っん、ん!んんっふ…っ」


「はぁ…どうや、智也

前からも後ろからも突かれて

頭おかしくなっとるんとちゃうか?」


「んん…っは…んっ!んんっ」


「ええわ、智也、もっとしゃぶれや」


じゅぶ…ずっジュル



良太が打ち付ける音と
智也がしゃぶる音が部屋に響いて
もう耳は大変なことなっとる。


「は…ぁっ…かん…っとぉる。っ!

イきそ…あ…っ!」


「俺もヤバイ…イきそう…っ」


良太がラストスパートをかけて
強く速く突き上げると
その律動に合わせて智也は喘いだ


「俺も…もう無理やわ…」


「あ…まって、俺イく…っ」


「なか…っあ、う、あぁぁッ!!」



良太が智也の中に出した瞬間
出された快感に智也も喘いだ

「は…っ智也…
苦いかもしれんけど我慢せえよ…っ」


それからすぐに智也の顔にぶっかけた。


「あぁ…っくるし…っ」


なかなかイけない智也の
苦しそうな顔を少し見つめてた

「すぐ楽になるで」

そう言って智也のそれの裏筋を
強めに5、6回擦ると

「あぁあっ、は、

あかんっぁあっぁあ!!」


智也は大きく喘いで果てた。


「ともくん…今までも誰かと
こんなことしとったんかな?」


「わからんな、
酔っ払うとこうなるのかもな」


「あかんな、
ともくんがこんな可愛いと
思わんかった」


「俺もや、止まらんかったわ」



ちょっと悪かったなと思いつつ
ベッドに戻って目を瞑ると
今度はすぐに眠りにつけた

隣からはまた智也の寝息と
その隣からも微かに良太の寝息が



「男の本性って、怖いもんやな」



(おはよー!)

(おはようともくん、
身体大丈夫?)

(え?何が?)

(吐き気とかないか?大丈夫か?)

(なんやねん急に、大丈夫やて!

それにしても昨日はありがとな!
またみんなで
酔いつぶれるまで飲もうな!)

(そ、そうやな)
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