毎日楽しく団子を食べよう

□1.ピンクの団子
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太宰sid



ポートマフィアと協力をして横浜を組合(ギルド)から救い

敦君も過去の因縁から解き放たれた

そこから3ヶ月後が経って不思議な事が起こり始めた



?「...何してんの?」

太宰「うーん、それは私の台詞でもあるかな」

?「...いや、絶対にそれは俺の台詞だ」

私を見下ろしているその人物はトレーナーにジーンズと言うラフな格好をしており

髪はすごく長く、膝裏近くまである

広い川でいつものように入水

川の流れのままに私の体は下流へと向かって行った

そして、気づけば私は川の上で目覚めたのだ

しっかりと息も出来る

私の体はどうしてか川の上にプカプカと浮いていて

それはどうしてか分からなかった

太宰「ここは?」

?「川。名前は知らないよ」

川に何かが浮いており、私はその上で目覚めたようだ

?「あ、もうすぐで岸につくよ。キミは運がいいね」

太宰「?」

両手を地面につけて、私は起き上がった

手元を見るとそれは信じられない物だ



国木田「全くお前は...」

?「良かったな。すぐに目覚めて」

国木田「コイツの入水はいつもの事だ」

?「...大変そうだな」

国木田「全くだ」

岸に上がった私は自身の目を疑うかのように乗ってきた物を見た

太宰「(ただのトタンにしか見えない。と言う事は、彼は異能力者)...それは?」

?「見ての通りの物さ。それと、キミの思った通りの人物さ」

後頭部だけを長く伸ばした水色の髪を持つ男性

蒼い瞳に色白の肌

スラッとした体系に薄い笑みが良く似合う

?「じゃあ、俺は行くよ。忙しいからね」

国木田「名前は...」

?「名乗るのであれば自分からしたまえ、武装探偵社の国木田独歩」

国木田「お前は...」

一気に警戒を高める国木田君の肩に片手で制止をさせた

太宰「私は太宰治。さて、キミの名前は?」

『俺は白川氷月。春の川と冬の畑が好きな、ただの一般人だ』

そう言って彼の乗っているトタンは川の真ん中まで行くとゆっくりと川を下って行った

国木田「アイツ。異能力者か」

太宰「ああ、そうだね。でも、面白そうじゃないか」

あんなよく分からない異能力

間近でもっと見てみたいじゃないか
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