第1部 爆臨!!イナカイザー!!

□第1話 来襲!イナカイザー、第2話 地下に眠る者、第3話 火車の妖怪
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第3話 火車の妖怪

火焔猫燐「じゃじゃーん!」
歩美「きゃあー!」
元太「何だ、また妖怪か!?今度は猫の耳だぞ!」
ねずみ侍「お前さん、只者じゃねえな?お前さんから漂う死の匂い…俺の鼻は誤魔化せねえぜ!」
火焔猫燐「いやー、驚かせちゃってごめんよ!あたいは火焔猫燐、火車の妖怪さ。」
ねずみ侍「火車だって?あの死体を持ち去るっていう…?そんな奴がここに何の用だ!」
歩美「え?死体を…?歩美怖いよー!」
火焔猫燐「この地下空洞は死霊が集まると評判でね、ここなら死体が見つかるかなって思ったのさ!それとあたいは無害だから怖がらなくても大丈夫だよー!」
コナン「死霊だって?ははは、そんなものいる訳ないじゃないか!」
火焔猫燐「妖怪はいるのに?それなら死霊だっていてもおかしくないと思わないかい?」
フランドル「ふがぁ…」
コナン「何?フランドルまで霊がいると思ってるのかよ」
フランドル「ふが!」
火焔猫燐「それよりさ、あんた達はこんなとこで何してたの?」
元太「俺達、巨大ロボットを探してんだよ!」
火焔猫燐「そいつは興味深いねえ、あたいも混ぜておくれよ!」
コナン「おいおい遊びじゃねえぞ、これからイナカイザーと戦うんだ」
火焔猫燐「よく分からないけど心配は無用だよ、あたいもちょっとだけど巨大ロボットを操縦したことがあるんだ」
元太「マジかよ!」
歩美「すごーい!」
コナン「そういえばパイロットのことを考えてなかったぜ、火焔猫さん、よろしく頼むぜ!」
火焔猫燐「あー…あたいのことはお燐と呼んでおくれ」
コナン「分かったぜ!俺は江戸川コナン!よろしくな、お燐!」
歩美「吉田歩美だよー!」
元太「小嶋元太だぜ!」
ねずみ侍「俺はねずみ侍、妖怪ねずみだ」
フランドル「ふが」
コナン「で、こいつは人造人間のフランドルだ」
火焔猫燐「みんなよろしくねー!それじゃ早速巨大ロボットを探しに行こうか!どんなのか楽しみだねえ」
ねずみ侍「探し物なら俺に任せておけ、これでもトレジャーハンターだからな!」
こうして一同は地下空洞の奥深くまで潜っていくのだった。
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